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送電線工事

発電所と変電所、あるいは変電所間をつなぐ設備が送電線です。
超高電圧で大量の電気を送る送電線の工事は、高い技術と信頼性が求められます。

送電線工事は建設業全体から見れば小さな業界ではありますが、送電線に
特化した特殊な技術や工具、経験を求められる仕事でもあります。

送電線工事とはどのようなものかご紹介いたします。

送電線工事の流れ

01基礎工事

  • 送電線工事では、事前の調査などによって決められた送電線のルートに電線を張るため最初に鉄塔を建てます。
    まずはその鉄塔を立てるための基礎工事を行います。
    鉄塔の大きさや地形、地質、周りの環境などにより、一口に基礎といってもいろいろな種類があります。
    鉄塔の建設場所によっては、事前に建設予定地までの仮設道路や索道、モノレールが作られます。

  • 基礎工事

02組立工事

  • 基礎工事が完了したら、鉄塔を組み立てていきます。
    写真のように、鉄塔の中心に設置したクライミングクレーンを使って部材を組み立てる場合や、大型のラフテレーンクレーンを使用しての組立てなどがあります。

  • 組立工事

03架線工事

  • 組み上がった鉄塔に電線を張ります。私たちが行うのは、主にこの架線工事です。
    まず鉄塔と鉄塔の間に細いロープを渡し、徐々に太いロープやワイヤーに引き替えてから最後に電線を引きます。
    引かれた電線を決められた弛みになるように緊線作業を行い、最後にスペーサーなどの付属品を取り付けます。

  • 架線工事

私たちは主に
架線工事を行います

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